立てばサキュバス座ればリリス歩く姿はバハムート

漫画みたいにキラキラした毎日も、火サスみたいにドロドロした日々も、縁がなさすぎる三十路予備軍OLの生活。

独特の

震え方でわかってしまう能力、

まだ衰えてなかったか。。

かなり主観モリモリな内容だけど、思ったことだから書いときたい。

あくまで私の考え。

 

 

東京に出てくる用事があって、一日中ヒールで歩きまくり、

本当なら16時過ぎに切り上げて帰ろうと思ってたのに、

なんか微妙に頑張ってみちゃって

結局気がついたら17時。

 

田舎者なのでね、知らなかったわけですよ。

帰宅ラッシュってやつ。

もう、どっから湧いて来たんだ⁈ってくらいの人がうわーってなってる電車。

日中にこれだけの人間がビルの中に収納されてたってのもすごいけど、

それどころじゃない。

 

 

最悪なことに、ガチの満員電車ではないから、

バランスが取れなくなったらフラフラしてしまう。

居心地悪いなーってモヤモヤしてたら、

10年以上前に察知したことのある震えを感知した。

震源は私の背後。

この場合、2択だって、私は思ってる。

一つは、マジでバランス取れなくて、

体幹トレーニング状態になっちゃってるパターン。

もう一つは尻に手を当てたい人。

 

今回は後者でした。

うん。びっくり。いろんな意味で。

JC、JK時代は、そーゆー方々を警察に連れてったらしてたけど、

いつも不思議だった。

なんで、あたしなんだ?って。

周りを見渡して思うのが、もっと選びようがあるじゃないか。ってこと。

今思えば、プリーツスカートをパンツ見えそうな丈で穿いてんだ。

当たり前っちゃ当たり前なんだけど。

 

 

当時の私が思ってたのは、もっとこう大人のおねいさんの方がよくね?ってこと。

 

 

 

だが、実際この歳になって遭遇して思う。

なんであたしなんだ?って。

もっとハリのある若い子のケツを追っかけろよ!って。

 

結局いくつになってもわかんないのが、

なぜそこまでするかってこと。

何が楽しいのかも、いまだに理解できない。

 

人の性癖についてあーだこーだ言いたくないから何も思わないようにしてるけど、

何が楽しいのか、本当にわからない笑

 

仮に、テレビで取り扱うような感じのか弱い子が、怖くて声が出せなくて、

目に涙を溜めてじっと耐えているとしたら、

それに快感を覚える人もいなくはないでしょう。

 

 

でも、私だもん。

ご尊顔をチラ見して、

いったいこの人が今何を考えてるのか、

どんな生き様だったのか、

今の感情はどんなか。

そんな色々を想像して、感情ゼロ状態で目の前の窓に映り込む姿を眺めるのだ。

 

 

 

一度でいいから聞いてみたい。

でもビビられるどころか私自身の身の安全が確保されない。

それに、そーゆー人だもん。

持ち合わせの言葉全てを動員しても、

上手な説明はできないでしょう。

 

 

自分が理解し得ない人の気持ちを、

きちんと言葉で聞いてみたい。

そうしたら、いろんな色んな考え方があるって、

しょーもないけど、知識が増える気がするんだ。

 

 

 

ここまで書き連ねて思っちゃった。

くだらないって笑

でも、頭ん中はすっきりしたからよしとしようか。

三日坊主…ではないけれど。

いつもながら、続けられない私の性格を呪っちゃうよね。

 

 

三日坊主ではなかったけど、

ちゃんと文字に残す作業を滞らせたこと。

別に誰に迷惑かけたわけでもないから、

反省なんてする必要ないもん!って言いたいところだけど、

継続は力なりって言葉、知らない私でもないんだ。

 

 

 

とりあえず色々ありすぎて、

今は正直拗らせまくってる。

実は今日で社畜5年生に進学したわけだけども、

今までやってた仕事とはかけ離れた仕事を2週間前からやってるわけでして。

 

 

これまでの4年間は無限湧きする敵を狩りまくる的な感じで、

殺られる前に殺る精神が定着してしまっている。

今はまだ数日しか経験してない新たなお仕事だけど、

敵のモーションとか、個体値設定とか、何から何まで自分でやって、

最終的に誰かに倒してもらう、みたいな雰囲気。

そんなんだから、仮に設定を考えたとして、

今までに似たようなのがいればボツ。

存在価値がないものもボツ。

でも産出するノルマは科せられてる、って感じ。

 

 

ここで必要になってくるのが、

自分の頭ん中を人様にわかってもらうためのデータ集めとか、説得材料探し。

そして、熱量。

紛いなりにも、これを形にするんだ、って熱量が必要なようです。

 

 

仕事だもん、お金を稼ぐ手段だもん。

辛いのがデフォルトだ。。

でも、熱量は熱意という形で放出する必要がある。

熱意とか思いなんて無いんだよ。

何か自分の中から言葉を発して、

受け取る前で拒否の構えに気付いた時、

門前払いを喰らうくらいなら自分から踵を返してお家に引きこもるタイプなんだ。

ずっと前に、アイデアを生み出すって苦しくて、

その苦しみを知れ、って言ってきた人がいたんだけど、

苦しむのが嫌ならやらなきゃいいのに。

って思ってた。

今は少しわかるけど、仕事だから。やらねばならないってこと。

 

 

でもね、こうも思うんだ。

腹ん中から無いものを吐き出そうと躍起になるなんてさ、

吐き出すために胃袋に溜め込んだ食材を、必死になった吐き出すのと大して変わんない、

すごくすごく虚しいって。

楽しくて飲みすぎて吐き出すのとは違う、

出てきたそれに何の意味もない、汚物に成り果てた吐瀉物を愛でるような行為だって。

 

 

 

だいたい、そんなクリエイティブな仕事をさせる人間として、私に何ができるのだろう。

何もできないよ。

 

 

 

毎日同じことの繰り返しで、

眠いしだるいし帰りたいって思ってた数ヶ月前の私、

今の私ととっかえてほしい。

 

 

 

とにかく日々モヤモヤ悶々してる。

ピーチ姫張りにhelp meアピールできたらどんなに楽だろう、とか考えたりしちゃう。

 

でも、こんな不貞腐れた頭ん中は週明けまで持ってらんない。

そう思ってワンピースのアニメを見直した。

アーロン編見たら絶対元気になれるって思ったけど、

久しぶりすぎて。目が疲れるくらい泣いた。

日曜の朝になんとなく見てた時は泣くようなシーンなんてないと思ってたのに。

空島以降たまにジャンプをめくる程度だったけど、

ちゃんと読んで見たくなった。

とりあえず泣き疲れなんて久しぶり。

ナミさん、気がついたら年下になってたけど、今も昔も憧れるわ…見た目も中身も。

流石にここ最近のおっぱいとウエストのバランスはどうかと思うけども。。

それでも、カッコいいのです。

多分、小学生の頃は

もう泣かないって決めた、一人で戦うって決めたの!

に助けられたけど、

私は誰かに助けてって言えないままだから。

あの一コマは今でも羨ましいって思うシーン。

 

 

ま、でも、今日は元気になった気がしてるから良しとするの。

アニメ見て泣くだけ泣いた、

スマホぽちぽちして弱音も吐いた、

だから明日も仕事に行かなきゃ。

金を、稼がなきゃ!

社畜5年生編はじめよう。

クリスマスは終わりましたが

クリスマス休暇。
休務届の理由欄、書く必要ないけど、描いてみたら怒られました笑
なので普通の強制有休消化です。


例年になく平和で、
寧ろ、怖いくらい何もなくて。
手帳に予定を書きながら目にした5文字。
25の横に書かれたクリスマス。

 

昨夜はサンタ業務と言う名の副業を頑張ったであろう管理職が
娘がぷりきゅあのおもちゃで喜んだって
世界の悪が滅びそうなマックススマイルで話してて私まで幸せになっていた。


子供だった私がもらったサンタさんからの施しを思い出してみた。
中学受験の願書、バイオリンの弦、ポケモンのソフト、人生ゲーム、一輪車、バケツおじさん、スピログラフ、リカちゃんの三つ子、こえだちゃんの木のお家、お姫様変身ドレッサー。
それ以上が思い出せない。
0〜2歳の頃が記憶にない。
でも、毎年色々もらった。

 

 

パソコンで数的処理をしつつ、
頭ではプレゼントfromサンタを目にした時の映像記録を脳内再生余裕で、
マスクの下でややニヤつきながら仕事していたんだけど、
多分、その時、一番印象的だったのは、
トチ狂ったように喜ぶ私の後ろで、なんとなく嬉しそうな両親の姿だった気がした。

 


そこまで思い出して、
自分が頭を悩ませて選んだものを
相手が喜んだ時、自分まで幸せになるんだろうなーって思った。
正直、今まで贈答品で悩むことってなくて、
金券とか送金の方が喜んでくれる人が多かったので、
今後、経験してみたいと思ったり。

 

 

世界中の良い子の元へプレゼント配送を終わらせ、サンタさんは疲労困憊でしょう。
私は大人だから、無償提供なんて求めてはいなくて、
きちんと有償、カード決済で、サンタを召喚済みなんです。
早く届かないかなー、マリオオデッセイ。
とりあえず今日一日籠城できるレベルで飲食物を買い込んであるんだ。
そもそも、ゼルダに飽きたから本体ごと売ってしまったのが失敗だった。
その後品薄で手に入らないとか、聞いてない。

 

 

楽しいものが増えたからって

乱れた生活にならないように、自戒が大事。 

 

少しだけ楽しくなること

クリスマスイブという言葉を今日だけで何回見聞きしたか、覚えてない。

 

 

20年前は確実にウキウキだった記憶。

今は見る影もなく。

だからといって幸せな人々を恨んだり羨んだりする気持ちもない。

 

 

だから、少しだけ楽しくなる事を挙げ列ねてみる。

 

 

まずは、お休みの日の朝、二度寝からの目覚め。

一度目の起床は下準備。

暖房をつけ、カーテンを開ける。

そして、今日は休みだよ。

って頭で思って微睡む。

次に目を開けるときは、部屋が温まり、

日差しが窓から見える。

少しだけ、楽しい。

 

日々起こるちょっとした空目。

会社のパソコンで、関連属性って項目がある。

関)属性って略語になってるのを

闇属性と空目して、ふふってなる。

あと、水産加工品って言葉が絶妙に改行され、

水産加

工品

ってなってて、

エロロって何?!

って空目。まるで小学生みたい。

 

あとは、たられば妄想。

過去の時間に遡り、

もし、私がこんなんだったらー、の妄想。

例えば、もし私が、常に人と繋がってたい部族の人間だったら。。

数分おきに数文字レベルのラインやら、インスタグラムのやりとりをする。

週末やら年末の予定を立てて、ウキウキしてる私。

社交辞令でない人との付き合いを自然にこなす私。

もはや違う人間だけど、妄想だからどうにでも。

生身の私からは決して聞こえてこない言葉を言わせたり、

同じ空間に揃うはずのない人を揃えてみたり。

脳内リカちゃん人形遊びとでもいうべきか。少しだけ楽しい。

 

 

そして、今私の置かれた状況。

クリスマスイブ、明日は仕事。

美味しディナーもケーキもなかった。

なんとなく食べたくなったサキイカのせいで、

聖なる夜に私の部屋はスルメのスメルが立ち込めている。

悲しさも虚しさも飛び越えて、

少しだけ楽しい。

 

生身の29歳、雌、独身。

昨日の午後のこと。

窓の少ない職場において、

唯一陽の光を浴びることができる、お客様用のエントランス付近。

宅配便の荷物を取りに階段を降りていた。

 

 

そんな時だった。

階段踊り場まであと3段、

階段の縁を眺め、そこに映り込む自分の足。

立って座って走り回っての繰り返しで、

少しだけ擦り切れた冬用の分厚い靴下。

足がむくんで見えるのは靴下のせいだと信じながら踏み出す一歩。

 

唐突に、頭に言葉が浮かんできた。

 

 

生身の29歳、雌、独身。笑えないなぁ。

 

 

 

なんでこの瞬間なのか、

自分でも混乱した。

確かに、昨日は軽ーい仕事ばっかりで、

どちらかというと、日頃できない細々したことを片付けるため、

あんまり頭使ってなかったから、

思考は別次元にひとり旅してたけども。

 

 

そのあとはもう悲惨でした。。

側から見れば全くの通常運転に見えたでしょう。

いつも通り仏頂面でパソコンと相対してるんだから。

 

 

でも、頭ん中はスパコンもびっくりな感じで何故どうしての繰り返し。

 

 

29歳も雌も独身も、ついでに生身であることも、

わかってるし逃げられないし、今に始まったことじゃないはず。

 

 

 

なんで、笑えないって思っちゃったのか…。

いや、日々笑ってるけども。

 

 

午後の時間を費やして、私の頭が打ち出した答えは以下の通り。

 

 

まずは背景から。

陽の当たるエントランスで、空を眺めた時、

あったかくて、少しだけ幸せだなぁって思ってしまったの。

それに対して、私の頭が返答した。

 

 

あなたにとっての幸せ、そんなもんなんかい。

他の人間でそんなこと思う人いるのか。

 

 

そもそも、幸せって相対評価でしょ。

無一文素寒貧な人が、100円玉を見つけたら、幸せでしょうが、

税金対策に頭を悩ませてるお金持ちの視界に路上の100円玉が入っても、

おそらくなんとも思わないでしょう。

 

現状の私は、陽の光が当たるレベルで幸せになれちゃう、チープな人間。

 

同じ29歳、同じような環境下にいた人達の事を思い出した。

海外で勉強、仕事。

人と関わり、人脈形成。

今年多かった、結婚、出産。

多分こんな事を経験した人達の幸せの閾値は高いのだろう。

 

 

からしたら想像を絶する、別世界のようなお話を実体験して、

写真の中で笑ってる人達のことを思い出したら、

自分が、惨めに、なったんだろう。

 

 

でも、それに対して自分が講じる対策を持ち合わせておらず、

ぶっちゃけ、この先も自分には縁遠い事だって思っているから、

少しだけ諦めていて、

だから、笑えないなぁって、言葉になった。

 

 

ま、笑えない事実は揺るがないけど、

口角上げるくらいならできるわけだし、

ありがたいことに年を越すのに辛さを覚えるような環境下にもない。

学生時代、ガス代をケチって白い息の消えない部屋で布団に包まってたからよりはるかに幸せだ。

未来に対する希望は無くなったけどね。

 

 

とりあえず、今のところは、

こんな事を無限ループしてたら、あっという間に歳をとるけど、

それもまた一興かもしれないし。

なるようになると思うことにしよう。

一人二役

ちょっと前に眺めてたテレビ画面から、

小中学校の友達なんてクソのようなもの。

って言葉が聞こえてきた。

 

中学受験で中高一貫校に行った私からすれば、

小中学校って括りが少々気になるが、

なんか納得できてしまう。

というか、小学生の頃に私は既に同じような事を考えてた。

 

小学校も高学年になると、

変にグループやら何やらでめんどくさいことになる。

急に色気付いて好きな男子の名前を言わないとグループに入れてあげない、

とか、毎日近くの公園にたむろしてて、

そこに来るなら仲間にしてやる、とか。

 

 

何がやだって、無所属は生きにくいってこと。

修学旅行の班決めとか、一年生の世話とか、何かにつけてチームプレーを要求されるわけです。

その度に余り物になり、何となくスクールカースト上位な女が近寄ってきて、

可哀想だからあたし達の班に入れてあげるね!って。

惨めって感覚を覚えた瞬間かもしれない。

 

 

でも、日々惨めな気持ちは嫌なので、

何でそういう気分になるのか考えたのです。

考えてわかったことは、

仲良しグループの所属で学校生活の質が左右されることに対する不満だったわけ。

今考えれば、小学生の私が、自分を納得させるために作った屁理屈かもしれない。

 

学校は勉強するための場所。友達作りが主目的でない。

 

小学生なんだから友達作りも大事なことだろ!って突っ込みたくなるけど、

この考えはその後の人生においても、

形を変えて私を支えた気がする。

 

中学2年の時、丁度いい具合に中二病を拗らせ始める頃、

又も勃発する、仲良しグループ問題。

ただ昼飯一緒に食うレベルの付き合いだと思ってたら、

この関係性ってどうなの?とか、

めんどくさい女みたいな発言してくる子がいた。

勿論、私だって絶賛中二病よ。

仲良しグループに三行半つきつけて、

そっからぼっちまっしぐら笑

とは言っても、周りに人はたくさんいるから、たいして寂しくもなかった。

 

高校の時、部活でやる気が足んない!ってキレる同期。

なぜかお通夜みたいな空気の中、

目に涙を溜めながら、私だって頑張ってる…!というほかの同期。

まさにスポ根アニメ的。

でも、冷静に考えてみれば、

別にスポーツ特待でもなければ、

全国大会目指すような部活でもない。

どちらかというと進学校だったし。

半狂乱でやる気やる気って喚いてるこの時間は何なんだ…?

タイムイズマネーよ。。

 

そう思ったが最後、アスペと言われても仕方がない発言をした私。

「公民の勉強したいから帰っていいかな?悪いけど、ここは学校だよ?部活は勉強の付属物。私は勉強の方を優先するよ。」

 

 

結局、学校は勉強するところ、って考えが気に入っちゃったのでしょう。

一つの場所に対して、一つの目的。

わかりやすいのが気に入ったのかも。

 

 

 

社会に出てからもそう。

会社は仕事をするところ。

それ以上のことは求めない。

そうやって日々を過ごしてるから

特に辛いこともなく、むしろ楽しく生きているわ。

 

職場の人間関係についてやたらと悩む人がいるけど、

職場の人間にお友達役まで求めるのはどうかと思う。

確かに、馬が合えばいいけど、

合わなかったとしたら、仕事に支障が出ないレベルでやりとりすればいいだけじゃない。

 

自分が主人公の舞台を作りたくて、

モブを増やしたいのはわかるけど、

増え過ぎたモブは視界の妨げになり、

挙げ句の果てにはウォーリーを探せ状態になってしまうよ。

 

 

 

ええと、なんだっけ。。

そう、周りの人に一人二役を強制するのは良くないと思うわけ。

私はそれをされる側だったらとても嫌だと思うから。

ビジネスパートナー役、

お友達役、

中には彼氏彼女役までお願いしちゃうんだから

すごいです。

 

 

でも、逆に、それが当たり前の人とか、

そーゆーのが好きな人は、

一石二鳥、

一粒で二度美味しい、みたいな気分で毎日生きてるのかしら。。

少しだけ羨ましい、かな…?

 

 

 

 

 

よくないストレス解消

私以外の人間が、どうしてるのかわからないし、

これがストレス解消法なのかもわからない。

 

仕事帰りにコンビニ行って、

甘いものを買う。

空腹も相まって、やたらと買う。

 

 

家に帰り、テレビと暖房をつけ、

部屋着に着替えて化粧を落とす。

 

 

買ってきた甘いものたちをテーブルに並べて食べ始める。

新商品のスイーツとか、

季節限定のお菓子。

お気に入りの菓子パンを口に頬張り、

幸せを噛みしめる。

 

でも、10分もしないうちに、思う。

何やってんだろ…って。

その瞬間、お腹の底の方がギュッとして、

なんか辛いな、ってなる。

 

 

ほんとはお酒好きだし、

酔って気分良くなれればいいのだけど、

頭がグルグルして、何もできなくなってしまう。

人の目がないとちゃんとしなきゃって気持ちが皆無で、

どうでも良くなる。

 

 

人の目に映りたいんじゃなくて、

私はちゃんとしてるから、ほっといてください。

って、体現したいだけ。

 

 

1日8時間+α

外向けの私を演じてるんだと思う。

 

 

三大欲求って、人が自然と求める欲って言うけど、

逆に、手っ取り早くこれさえ満たしとけばオールオッケーってことなのかもしれない。

手間とか時間とか考慮すると、

好きなものを好きなだけ口に入れる作業で満たされる食欲は

最高のストレス解消法なのかも。

 

 

でも、私だって若くない。

食べた分だけマライアキャリー。

醜い三十路デブが現実味を帯びてきている。

 

 

そんな事を考えて、

目の前のティラミスに溜息を混ぜてみたり、

喉を通り抜けるモンブランが消えて無くなる事を願ったり、

夜は悲しい気分になりやすいのです。

 

 

どうしていいかわからないまま日付が変わり、

仕方がないから布団に潜る。

目を開けると朝になる。

また、1日が始まる。

 

 

これがストレスなのか、わからないから、

なんと呼ぶべきか悩むのだけど、

コップの中に液体を入れて、零さないように保つゲームをやっているイメージ。

毎日表面張力の恩恵にあやかりながら、

ギリギリのところで耐えている。

スポイトでちょこっとずつ液体を抜き取って安定してるふり。

実はコップは紙コップ。

古びて液体が滲み出そう。

触られないから気づかれない。

 

 

人様に迷惑かけないから

いいと思ってるけど。。

少しだけ虚しい。