立てばサキュバス座ればリリス歩く姿はバハムート

漫画みたいにキラキラした毎日も、火サスみたいにドロドロした日々も、縁がなさすぎる三十路予備軍OLの生活。

納豆トースト

少し前の朝のお話。

とても早く目が覚めて、その日が休日であることを悟った私。

少しだけ嬉しくてテレビをつけてみたけれど、

テレビショッピングか、謎のヒーリング的音楽が垂れ流されるような早朝でした。

そんな中で、料理番組がやってました。

今日の朝から真似できる、納豆レシピ、と。

 

 

納豆は嫌いじゃない。

むしろ好き、なのか?

なるほどザ・ワールド、じゃなくて、

なんだっけ…あるある大辞典だ。

あれでやってた頃に、大量摂取した記憶があります。

 

 

テレビでやってたレシピは確かに簡単。

一つ、気に入ったのがありました。

納豆トースト。

なんか、美味しそうに見えた。

食パンに切れ込み、納豆詰める、焼く、切る、食べる。

うん、これなら!

 

 

思い立ったが吉日でしょう。

早朝の散歩がてらコンビニで食パンと納豆を買いました。

早速お料理開始!

…あれ、あー、そうか。。。

結論から言うと、納豆と食パンの融合に失敗し、

安っぽいRPGに出てきそうなキメラが出来上がりましたとさ。

 

 

失敗から学ぶことが多いと言うけれど、

本当だと思います。

今回の失敗の原因を追求しました。

まず、テレビではいとも簡単にやっていた

6枚切り食パンに切れ込みを入れら作業。

日頃、自炊なんてしない私。

包丁は研いでないし、パン切りナイフも持ってない。

切れ込みなんて入らないよ…。

パン耳がグニューって押されて

切りたいんだか潰したいんだかわからん状態に。

 

それでもカリッと焼かれたトーストと納豆の融合体を見たかったから、

乗っけてフライパンで焼いてみた。

そしたら、みるみる納豆が干からびて、

節分1週間後に道端に落ちてる大豆みたいになりました。

 

 

味は悪くなかったけど、見た目は…。

やっぱりホットサンド的な形態で食べた方が良さげだと思うのでした。

 

 

 

あの時間帯にやってる番組、

どんな人を対象にしてるかわかんないけど、

切れ味鋭いナイフを用意するように言って欲しかった。

…というか、普通の人なら常備しているものなのだろうか。

 

 

干からびた納豆を奥歯で噛み締めながら、考えた朝でした。